契約社員の5年ルール

皆さんは労働契約法の5年ルールはご存知でしょうか?

2013年4月に労働契約法が法改正され、「契約社員の方が同じ会社との間で契約が更新され通算5年を超えた場合、正社員(無期社員)になれる」というルールです。

基準日が2013年4月ということで、今年の4月が5年目となり正社員になる人が出始めています。

その一方、正規の社員にしたくない企業は通算契約期間を5年を超えない契約内容に変更しています。

5年たてば契約終了となりまた新たな契約社員を補充します。いわゆる「雇止め」です。

今まで20年以上契約社員で働いていた方がこの「5年ルール」の法改正で契約終了にされたという話もあります。

このように契約社員のままでも継続して働けていた会社をルールの変更で辞めさせられるのはとても残念です。

非正規という不安定な働き方を安定雇用にする目的が結果、より不安定になったという事例です。

もともと、この法改正は同じ会社で長期間勤めている従業員の方は正規の社員としてしっかり雇ってあげてくださいという趣旨もあります。

企業運営には「ヒト」は欠かせません。

その従業員である「ヒト」をどういう形態で雇用するかはそれぞれの企業の業種によっても異なるので、一概に契約社員はダメというわけでもありません。

2018年8月時点で有期労働者(契約社員)は1465万人

今後この「5年ルール」によってこの人数がどのように変わっていくのか注目です。